デザパタ導入について

デザパタが新技術かどうかと言うツッコミは無視するとして、未だ C++ が一番ホットな私の会社では、デザインパターンを使いこなして、ぶいぶい言わしている人は、まだ居ません。私は、それを「うちは遅れている」と思っていました。
で、ようやく最近、デザパタを過剰に使っている(ように見える)設計とコードに出くわして気づきました。

設計段階から読みにくい

たぶん、これは私がデザインパターンを理解していないからだと思うんです。つまり、私の新技術に対する理解力が足りないからだと。

でも、周りの人も分からないんです

つまり、この

設計とコードは、万人に理解しやすいという点では失格です。

当たり前ですが、デザパタは設計のための道具に過ぎません。ソースコードを書くときのエディタと何ら変わるものではありません。で、一般的に高度な道具は、便利とは言えませんし、なかなか普及しません。
ということで、デザインパターンが分からない人は、分からないのは当然だと思って、時間の許す限り勉強しましょう。分かっている人は、周りの人に少しずつかみ砕いて教えていきましょう。相手が既に知っていると思いこまずに。

何が言いたいかというと、平均的な頭脳を持つの現場の人ほど、勉強するのにコストが伴う新技術に対する抵抗が強く、中途半端に頭の良い管理者クラスは、新技術の導入に偉い熱心だと言うことです。

勉強しなくていいからか、勉強する暇があるからでしょう。